DSC01101 8月19日から1週間実施された日本福祉大学大学院生のケニア・スクーリングの2日目(8月20日)にA&Aの代表が参加・お手伝いをさせていただきました。


 この日はナイロビ大学の講師陣4名から、ケニアにおける経済・社会、コミュニティ開発、地方電化、ICT、教育、環境等、幅広い分野のレクチャーを受け、院生の方はケニアの現状を把握することができたと思われます。


特に民間企業が提供する最先端の技術がコミュニティの隅々まで享受されている一方で、政府の政策と現場の課題解決アプローチとの大きなギャップ等、混とんとした開発が推し進められている大きな流れが、一番印象に残ったのではないかと考えます。

A&Aではナイロビ大学のような教育機関と連携して、学生だけではなく民間企業、政府関係または開発パートナー関係の人を対象にした研修やセミナーの数をこれまで以上に増やしていく予定です。
またA&Aでは様々な分野の研修を企画・立案することが可能ではありますが、その中でも特にBOPやインクルーシブビジネスまたはコミュニティ開発の分野が最も得意とする分野となっています。


 というのもA&Aの代表はこれまでアフリカにおいて、数多くの小規模ビジネスの事例に携わってきており、それらの経験や教訓からある程度の小規模ビジネス振興における理論を導き出し、ビジネスを科学することができるという考えに至りました。
A&Aの研修内容はそれらの理論を踏まえてプログラム化されています。

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7月に国連開発計画(UNDP)主催のケニア・南アフリカミッション~アフリカにおけるインクルーシブビジネス実現の可能性を探る~が催されA&Aの代表がこのミッションに同行しました。今回はインクルーシブビジネスの理解ということで、関係者(ケニア政府、国際機関、ドナー等)およびUNDPの支援するビジネスグループのサイトを訪れました。2日間という短期間でしたが、有意義で学ぶことの多いミッションとなりました。


最近ではBOPまたはインクルーシブビジネスのコンセプトがよく話題になっていますが、現地の人をインボルブする最初の切り口としては、ロジスティックスの側面に関与させるパターンが多いようです。一つの参考事例としてはTCCC(The Coca Cola Company)のマイクロ・ディストリビューション・センター(MDC)が、消費者や顧客のニーズを満たしつつ、地域社会の持続可能性を支援することのできるビジネスモデルの実例として参考になるところが多いと考えます。

インクルーシブビジネスが先行しているインドなどのアジアでは、生産体制にもさかんに現地の人々をインボルブし始めており、今後アフリカでもロジスティックスだけではなく、ビジネス活動に包括的にインボルブしていくモデルが構築されていくと思います。

今回ミッションに参加されたみなさん、またケニアかアフリカのどこかでお会いできること楽しみにしています。一緒にアフリカ大陸を動かしましょう。それまでお元気で。K.A 

DSC01034 2013年6月21日、JICAケニア事務所にてODA-NGOネットワーク会議を開催。
テーマは「マーケティング・ミックスの視点から戦略的に広報を実施する(3回シリーズ)」でその講師役をA&Aの代表が勤めました。
今回は20数名の参加があり、3つのNGOsのプロモーション活動のアクションプランのドラフトまでの作成を行いました。
この会議で活用した資料はResoureces / Papersに掲載しています。
マーケティングの理解は非営利組織運営にも非常に有効であると考えますが、「顧客」という定義をどうとらえるかがポイントになるとA&Aでは考えます。
NGOs事業運営のお手伝いもA&Aでは行っています。お問い合わせはContact Usから。
今回の会議で、ケニアには若いのから大御所まで、魅力的で生命力あふれていてそして変な日本人が結構いるなあと改めて感じました。あらためましてどうぞよろしく。
K.A
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